おはなし

これは星歴2037年。ちょっと未来の日本のような、そうでもないような場所・冠西地方鏡都府(かんさいちほうきょうとふ)のお話…
鏡都府のはずれ、柳菜町(やなぎなまち)の住宅街に、突如として現れた、いかにも古い屋敷。
本来その場所にあったはずの住宅に住んでいた住民・10名は行方不明。
調べに当たった警察は、この屋敷そのものが霊的なものだと判断、事件解決のために退魔師組合から高位の退魔師を呼ぶことを決める…。

というわけで、女子高生ながらもA級の退魔師・鈴華美影ちゃんが、幽霊屋敷を探索する話です。

キャラクター紹介

  • 鈴華 美影
本作の主人公.
17歳の女子高生ながらも、鈴華神社の跡継ぎで、A級という高ランクの退魔師。
戦闘用の巫女服に、錫杖を手にしている。背中には普段は不可視の深遠翼という霊力の塊のつばさを持つ。

基本的に「憑神(つきがみ)」という異形の存在を倒すことを生業としているが、本作では、憑神だけではなく、依頼があれば霊的な存在の調査も仕事とするという設定。

退魔師としてはかなり優秀ではあるものの、ちょっとうかつな性格である。
  • 大神 直斗
犬耳眼鏡男子で、種族はコボルトの刑事さん。
美影と何度も仕事で組んできたパートナー。

本作では、屋敷への潜入捜査をする美影を、屋敷の外から支える。


*美影ちゃんも直斗さんも、彗嵐氏が長きにわたり描き続けているキャラクターです。
お湯を入れて3分待たねばならないカップラーメンよりもよほどインスタントに、様々な異形などに変化させられています。
美影ちゃんについての詳しい解説はこちら.


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